来期に向けての梨の管理作業に入りました。梨畑の作業はスタッフ達に任せていたところ、スタッフの一人が別のスタッフの様子を写真に取りLINEで送ってきました。彼女は遠くを見つめ何を思っているのか?考え事をしている雰囲気を出しながらも、リスのように頬を膨らませてバナナを食べています。「もぐもぐ」という擬音、そのままです。よく見ると、目が少し笑っているかも・・。休憩時間の様子を写真で送ってくるスタッフもスタッフなのですが・・・(笑)。とにかく、楽な仕事ではないけど、スタッフの皆さんは仲良く、楽しく?!、一生懸命に頑張ってくれています。
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いちごの定植開始
いちごの定植を開始しました。記録的な暑さの中、苗づくりが本当に難しい年でしたが、イチゴの苗は頑張って成長してくれました。今日はスタッフみんなが大好きなパティスリーサクライさん(富山県射水市北野)のケーキを食べて、スタートを祝いました!
課題がたくさんの日々と不器用な私
これから8月末まで、てんやわんやな日々が続きそうです。桃の管理と収穫、いちご苗づくりと切り離し作業、梨の管理と収穫準備(初挑戦で分からないことだらけ)、いちご畑の土づくり、高設栽培用ベンチの自力で行う修繕工事(以外に大変、写真)、帳簿作成と決算準備(これが苦手)、地域の仕事(生産組合長やら水稲ラジヘリ防除やら鳥獣被害対策やら)、役員会(農協など)・・・まだまだありそうな気がする。日々疲れるけど、エネルギーチャージは家族との時間。なんとか無事、9月を迎えられますように!楽しんでいくぜ!(笑)
梨の管理
15年前のアグリッチ通信2
15年前、就農当初に書いていたアグリッチ通信。当時の通信の一部を公開。
美味しいイチゴを栽培する名人と普通のイチゴ農家の違い
イチゴ栽培の名人と普通のイチゴ農家の違いは何だと思いますか?
私はまだ初心者レベルで偉そうなことを言える立場に無いので、イチゴ名人から教わったことをそのまま言います。僕は、美味しいイチゴをたくさん収穫するには、高級な有機肥料や高度な技術やセンスが大事だと思っていました。実際に、農業専門誌などでもそのようなことがよく取り上げられるからです。しかし、名人にたずねると、「イチゴ本位で考えて動くか、自分本位で考えて動くか。それだけの違いだよ」と教えてくれました。「土が乾いているようならすぐ水をやる、病気気味ならすぐに対処する。ビニルハウス内の湿度が高ければすぐに換気する」などのイチゴの表情を観察しながら、生育しやすい環境づくりを心がけることだそうです。初心者でも分かる基本的なことの積み重ねが芸術的なイチゴを作り出していたことには、まさに目からウロコでした。しかし、「今日は疲れているから明日にしよう、友達が遊びに来たから来週あたり一斉に管理すれば良い、別の仕事が忙しくて手が回らない。」などイチゴではなく自分中心に作業が進みがちになるものです。そこで自分を律してイチゴの立場になって作業を進めることが肝心です。
「当たり前のことを当たり前にする」ある有名パティシエの方が言うには「当たり前が一番難しい」「味を飛躍的に高めるための裏技など無い」「地道な作業を手を抜かずにやることが必要だ」そして、
「当たり前のことを積み重ねればそれが特別になる」
とおっしゃっていました。物事の本質は決まってシンプルですね。
15年前のアグリッチ通信1
15年前、就農当初に書いていたアグリッチ通信。当時の通信の一部を公開。
「ある中学生が教えてくれた大切なこと」
私は、農業以外に、引きこもりや不登校生など特殊な事情を持った子供の学習面や精神面でのサポートをする活動を行っています。そして、先月、障害を背負った中学生の男の子が志望高校に合格しました。今回は、出会って一年半の間の彼とのお話です。
障害を持つまで、彼はスポーツが大好きな子だったそうです。しかし、ある日突然、障害を持ったことで、大好きだった運動は出来なくなり、脳にもダメージを受けて、別人のようになってしまいました。当時の事を親御さんから聞くと、「生きていればそれでいい」と回復を願ったそうです。私と出会った時は、完全に自信を失い、今後の事なんて考えることすら嫌な状態でした。実際、学習面でも、掛け算や割り算すら出来なくなっていました。ある時、彼の道徳の教科書を見せてもらっていると、その中に「あなたが親になった時、子供にどのような言葉をかけてあげたいですか?」という質問がありました。彼の答えの欄には「生きていればそれでいい」とだけ書いてありました。彼には、一日一日を生きることで精一杯だったのかもしれません。僕はそれを見たときに思わず涙があふれてしまいました。そのうちに、自分が何も出来ない人間だと思っているから、本当の望みや気持ちを言わないのかなと思いました。そして、出会ってから3ヶ月後に、彼の本音を聞くことが出来ました。彼は、「無理かもしれないけど出来ることなら高校へ行ってみたい」と打ち明けてくれました。それから、私の下手な指導と中学校の先生の多大な支援を受けて、彼は勉強を始めました。あれから、彼の気持ちが落ち込んだり、理解できないことがあったり、覚えていたことを突然忘れたりと、山あり谷ありの一年ちょっとでした。しかし、今では、作文を書いたり、掛け算が出来なかった彼が方程式や因数分解をマスターしたり、理科についても基礎力がつきました。たった一年ちょっとでこれ程までに人間は変わることが出来るのだと教えられました。そしてついに・・・念願の合格!電話で合格の知らせを聞いた時には、カラダがジーンとなって、まさに感無量のひと時でした。出会った当初、私は彼に高校進学は無理だと思っていました。しかし、彼が希望を持ったことで状況は一変しました。彼自身の変化だけでなく、驚くほど周囲の応援も拡大していったのです。彼が、夢の実現をまさに引き寄せたのだと思います。いろんな悩みや障害を持ちながらも、それを言い訳にせず、希望と目標をしっかり持つことの大切さ、そんな当たり前だけど、おろそかにしがちなことを彼に教えられました。そして、私にとって一生忘れない楽しい思い出が出来ました。
これから、彼がどんな人生を歩んでくれるのか楽しみです。
いちご販売終了
今期のいちご販売は終了いたしました。12月中旬から収穫を開始して、1月からは休みなく収穫・販売することが出来ました。ご購入頂いたお客様、飲食店や洋和菓子店など情熱のあるパティシエさんや料理人さん達には厚く御礼申し上げます。また、サッカーの神様ジーコさんへの贈答品や、新宿伊勢丹での催事で日本のトップパティシエがうちのイチゴを使ったスイーツを作ったりと、挙げればまだまだたくさんの思い出がある年になりました。そして、いちごを通して、多くの方々の温かい心や笑顔に触れ、たくさんのご縁が広がりました。いちご農家になって良かった! 最後に、当農園を支えてくれている従業員、地域の方々、家族に感謝。
テントウムシ
いちごの葉の上にテントウムシを発見!アブラムシの被害からいちごを守ってくれる大切な味方です。たまには虫の動きをじっと観察しているのも面白いですね。
何の花でしょうか??
これは何の花でしょうか??全国的に見てもまだまだ栽培農家が少ない果樹の花です。うまくいくかワクワクしながら試験栽培に関わります!!現段階では言えないことが多いのですが、そのうちお伝えできる日がくることを願って研究します。
白いちご
白いちごの試験栽培です。品種名は雪桜。味は、まあまあ良いのですが、果肉が柔らかくなりやすいのが難点。
梨の管理真っ最中!
気温が高く、梨の生育が早まっています。梨名人に教わりながら、急いで、花芽の整理や粗皮削りなどを行っています。美味しい梨を作る方や病気が出にくい梨畑は、きめ細かい作業がしっかりこなされていることが何となく分かってきました。それにしても、春の陽気のもと、梨の管理作業は気持ちが良くて、楽しいです!
いちごの端境期
いちごの収穫量が減る端境期を迎えました。いちごの生育は順調なので、次のピークに向けて着々と管理を進めています。ご迷惑をおかけするお客様には大変心苦しいのですが、3月中旬以降からまた順調に収穫量が増えてくると思うので、しばらくお待ちください。
出荷開始
出荷が始まりました。秋の天気が良かった分、例年より早く出荷が始まりました。お客様にお喜び頂けるよう気を引き締めつつ楽しんでいきます!今期も厳しい冬になりそうな上に、新しいチャレンジも同時進行で進めるので、試練がいろいろあると思います。しかし、乗り越えた先には、明るく楽しい未来が待っているので、不安も成長の種にして頑張ります!
順調に生育中
いちごの苗づくり
いちごの苗づくりが始まりました。25000本~30000本ほどの苗を作ります。親株から伸びてきたランナーを一本一本拾って、ポットに挿していきます。収穫が終了して一息つきたいところですが、次に向けての準備に追われています。
終了
今年も無事にいちごの収穫が終了しました。大雪と低温で目標していた量は達成できませんでした。それでも、今期も無事に乗り切れたことやお客様に多くのご贔屓やご支援を頂いたことに感謝の気持ちが湧いてきました。今期の反省を踏まえ、来期に向けてお客様とスタッフが少しでも幸せを感じられるようないちご作りの準備をこれからしていきたいと思います。
食パンファイブさんとのコラボ!
プロキックボクサー 仁琉丸
プロキックボクサーの仁琉丸が後楽園ホールであった試合の報告に来てくれました。アグリッチ・農園は、ささやかながらスポンサーにさせて頂いたので!とてもいい男で努力家の彼が大好きです。今回は惜敗だったけど、次こそ頑張れ。
大量に収穫できています
今年の冬は寒さが厳しく、いちごの収穫量が思った以上に少なかったのですが、その反動からか、春になり収穫量がとても増えています。毎日、夜明け前からの収穫作業は大変ですが、嬉しいですね。
大雪
大雪です。今年の1月のハウスが倒壊した大雪を思い出しながらの除雪。いちごの成熟が進まず、年末年始にたくさんのご注文を頂いているお客様方には大変ご迷惑をおかけしております。